【理系→文系!?】理系院生でも文系就職は可能なのか
近年,文系就職する
理系大学院生が増えているのを
ご存知ですか?
実際,
理系学生の 7% が
文系就職しています.(21卒)
少ないと思うかもしれません
が,,,
IT化が進む現代において
論理的思考や数値処理能力
の需要は今後より一層増えていきます.
それらの資質を備えた理系学生の需要も
増加すると考えられるため,
「文系就職」は選択肢の一つとして
検討の余地があるのではないでしょうか.
今回は,
「理系院生の文系就職」について
説明していきます.
【文系就職のポイント】
メリット
・文系就活生とそれ自体で差別化できる
→ 正しくアピールすれば,
理系院生独自の強みになります
・専攻に関係ない業界にも行ける
→ 専門性を前提に採用する
理系職種と違い,
専門外の業種も可能です
デメリット
・業界,企業の情報を
自分で集める必要がある
→ 周囲に受ける人が少ないため,
待っていても情報が得られません.
・ガクチカ,自己PRなどの
「人間性」をかなり観られる
→ 「研究内容」<<「人間性」です.
より深い自己分析が必要になります.
まずは,
自分に問いかけてみてください.
「あなたは本当に技術職に
就きたいのですか?」
「今後,何十年もかけてやりたい事が
大学院のような研究生活でしょうか?」
少しでも疑問を感じたあなたは,
「文系就職」
も視野に入れてみてください.
【理系院生はコレを見ろ】教授との”上手”な付き合い方
修士課程のあなた
教授からの「研究しろ」という
プレッシャー凄くないですか?
教授と良好な関係が築けないと...
→就活が手付かずになる
→就活が気になって
研究にも身が入らない
という負のスパイラルに陥ります.
逆に,良好な関係を築けると
✔︎研究と就活の両立が可能になる
✔︎良質なアドバイスが貰える
事実,全国大学生協の調査では,
修士学生の平均研究時間 8.8時間
起きてる時間の半分が研究という...
また,大学教授は有無を言わず
優秀です.
毎日,研究を共にするあなたなら
日々実感していることですよね.
うまく利用していきましょう!
それでは
教授と良好な関係を築くステップを
紹介していきます.
STEP 1
コミュニケーションの
回数を増やす
「週一のゼミでしか会話がない」
なんてことはありませんか?
教授も人間です.
最初のステップはシンプルに
コミュニケーションの頻度
をあげていきましょう.
STEP 2
現状を率直に伝える
それでは,教授と何を話すのか.
「悩み」や「つまずいていること」
を相談するのがオススメです.
院進し,忙しさを増した研究や
上手く進まない就活の現状を
率直に相談してみましょう.
STEP 3
「こうしたい!」という
自分の意思表示を明確にする
最後のステップは
相談する中で
「意思表示を明確にする」
です.
研究が忙しくて
就活の時間が確保できないあなた
「上手に両立したい」
という思いがありますよね?
それを明確に伝えましょう!
研究計画を見直すなど
対応してくれるはずです.
「教授も人間」です.
あなたが心を開けば
必ず打ち解けられます.
【まずは】
「毎朝の挨拶」
から始めてみませんか?
【就活の必須項目】就活用メールアドレス作っていますか?
「就活は情報戦」と,一度は聞いたことが
ありませんか?
大事な情報の入口,「メールボックス」
しかし,
普段使うメールアドレスを
就活にも使うと...
✔︎「メールボックスがぐちゃぐちゃ」
✔︎「大事なメールが消えちゃった」
就活はすべてが自己責任であり,
情報を逃す =「死」を意味します.
受験のように
丁寧に教えてくれる先生はいません.
たった「1本のメール」に
気づかなかっただけで,
インターンや説明会への参加を逃す
かもしれません.
これを回避する方法はただ1つ!
『就活用のメールアドレス』
を作成することです.
就活用アドレスを作る最大の理由は,
「情報の見逃し」が
圧倒的に減ること.
YahooやGoogleの
フリーアドレスで大丈夫です.
『Gmail アカウント作成』
で検索しましょう.
必ず就活専用のメールアドレスを作り,
情報の見逃しを無くすのです!.
【まとめ】
・「情報」は就活の全て.1つも取りこぼさない!
・就活用のメールアドレスを作り,
情報の見逃しを確実に無くす!
【超便利ツール】自己分析にマインドマップを活用しよう!
就活の中で
いや,人生の中で最も大切と言っても
過言ではないこと.
『自己分析』
あなたは自己分析が圧倒的に捗る
超便利ツールを知っていますか.
それは,
『マインドマップ』
です.
今回は,絶対活用して欲しい超便利ツール
マインドマップについて解説します!
1.マインドマップとは
2.おすすめする理由とツール紹介
1.マインドマップとは
マインドマップとは,
トニー・ブザンが提唱する思考の表現方法である。
頭の中で考えていることを
脳内に近い形に描き出すことで、
記憶の整理や発想をしやすくするもの*。
*https://ja.wikipedia.org/wiki/マインドマップ
要は,
頭の中の考えを可視化
することで,考えを整理するのです.
あなたも上記のようなものを
見たことがありませんか?
2.おすすめする理由とツール紹介
マインドマップと利用すると
何が良いのでしょうか.
・思考の整理ができる
→考えては消え,考えては消えていく思考を
文字に残すことで整理できます.
・事柄の関連性を理解
→一つ一つの思考をツリー状に
表現していくので,事柄の関係性が
一目瞭然です.
おすすめのツールとしては,
・MindMeister(どこでも共同作業可能)
シートは3つまで無料で利用可能
・MindNode(MacやiPhone、iPad上で動作)
シンプルなデザインと操作性
【まとめ】
・マインドマップとは頭の中の思考を可視化
・思考の整理,事柄の関連性の理解に役立つ
・MindMeister,MindNodeなどの
無料ツールを上手に活用しよう
【理系就活の最終奥義】「推薦応募」と「一般応募」の違いを解説!
理系学生の特権
「推薦応募」
についてご存知ですか?
✔︎「推薦応募ってなに?」
✔︎「一般応募との違いは」
✔︎「どうやったら使えるの?」
という悩みに答えていきます!
1.推薦応募とは
2.一般応募とは
3.利用するときの注意点
1.推薦応募とは
推薦応募とは,
「大学側が学生を企業に推薦する方法」
です.
推薦にはいくつか種類がありますが,
今回はメインの方式である
「学校推薦」
について説明します.
「学校推薦」・・・
→企業が学部に求人を出し,
希望すれば誰でも推薦権が得られる.
企業によっては書類選考や一次選考をパスできる
学部の事務室で例年の求人票を確認できます.
まずは,気になる企業が来ているか
確認しましょう.
推薦応募の特徴は以下の通りです.
・一部の選考が免除になる場合が多い
・自由応募と比べて,内定の確率が高い
・OBがサポートしてくれる場合がある
・※内定を得たら必ず入社しなければならない
※注意点で詳しく説明します
2.一般応募とは
自由応募とは,
「自ら企業に応募し,選考を受ける方法」
です.
自分で各企業のマイページ(就活生用の
選考ページ)に登録し
募集に沿って進めていきます.
自由応募の特徴は以下の通りです.
・応募企業数に制限がない
・自身の選考に関係なく応募できる
・推薦と比べて選考過程が長い
・競争率が高い
応募数に制限がないので,
興味のある企業は自由応募を利用しましょう.
3.利用するときの注意点
推薦応募の最大の注意点は,
『内定を得たら
必ず入社しなければならない』
ことです.
推薦を使用したにもかかわらず
内定辞退をすると,
・来年以降大学に求人が来なくなる
・教授推薦の場合,教授の信頼を損なう
よって,推薦応募は
第一志望の企業に使う
のがベストです.
【まとめ】
・推薦応募は選考が有利になるので
有効活用すべし
・自由応募は興味のある企業へ幅広く
・内定辞退がほぼ不可能なので
第一志望の企業に使うのがベスト
【夏インターンに落ちたあなたは幸運】理系院生,夏インターンのリアルな現実
みなさん
夏のインターンシップ選考は
通過しましたか?
「全落ちした...」
と落ち込んでいるそこのあなた!
大丈夫です,安心してください.
あなたはラッキーなのです.
なぜなら,
1.現状の実力を知ることができた
2.そもそも倍率が高い
詳しく解説していきます.
1.現状の実力を知ることができた
インターンに落ちたと言うことは,
現状のあなたの能力,資質が足りなかったのです.
しかし,
「このままでじゃヤバい」
「どこからも内定取れない...」
と,打ちのめされて得る
焦りこそ,価値ある収穫なのです.
焦った人間は,
面倒くさいSPIや筆記試験の対策,
模擬面接の恥ずかしさなどを乗り越えて
しっかりとした準備ができます.
一方,夏インターンに参加して,
「自分ってすごいんじゃね!?」
と過信した学生は,
その後の就活をナメて手を抜きがちです.
実際に私も,
「理系院生だから就活なんて余裕でしょ」
と考えており,
夏インターンに落ちて気づきました.
「就活は甘くない」のだと
そこから徐々に気持ちが切り替わり,
無事内定を獲得することができました.
2.そもそも倍率が高い
まず,夏インターンに応募する学生は,
優秀で努力家であり
就活に対する意識が高いです.
さらに,
大手の人気企業の夏インターンの倍率は
100倍以上
と言われています.
レベルの高いライバルと
数少ない枠を争うのですから,
就活経験の浅いあなたが敗れたとしても
恥ずかしいことではありません.
大事なことは,分析すること
・ES
・面接(個人,集団,グルディス)
どこで落ちたのかフェーズごとに振り返り,
改善していきましょう.
実際に「落ちた」という体験が
「行動の源泉」になるという意味で,
あなたはラッキーなのです.
【まとめ】
夏インターンに全落ちしたあなたは幸運
・打ちのめされて得る,焦りこそ価値がある
・本気でES,面接を改善する機会を得た
【TOEIC何点必要?】理系院生の就活でリアルに必要な英語力
理系大学院生が抱える就活の不安の一つに
「英語力」があります.
「留学経験なんてないよ」
「TOEIC何点取ればいいの」
「理系なら低くても大丈夫?」
と心配に思うかもしれません.
今回は,理系大学院生が就活で求められる
「TOEICスコア」は実際どの程度なのか.
結論,「500点あれば十分」だと考えます.
以下の2点を詳しく解説します.
1.一般的に求められるスコア
2.高スコアが必要ないと感じた理由
1.一般的に求められるスコア
一般的に,600点以上から
ESや履歴書のTOEICスコアに書くべきだと
言われています.
600点以下であれば,
マイナスの印象を持たれる可能性があるため
空欄が良いでしょう.
700点以上のスコアがあれば
理系就活では有利になると言われます.
2.高スコアが必要ない理由
みなさん,安心してください.
私が就活を通して感じたことは
『TOEICスコアなんて関係ない』
です.
理系大学院生は基本的に
「技術者,研究者」として採用されます.
企業はポテンシャルの高い学生ならば
入社後からでも十分鍛えられると考えています.
面接においても,スコア自体よりも
・英語に対する勉強意欲
・海外勤務への考え方
を中心に質問を受けました.
実際,IIBC(TOEIC試験を行なっている団体)
が公式に発表している資料によると
科学,工学,建築を専攻している
大学院生卒の新入社員のTOEICスコアは
600点に届いていません.
https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/pdf/new_recruits.pdf
TOEICスコアは加点こそあれど,
大きな減点にはならないのが実情です.
TOEICに時間を取られるくらいならば,
SPIやESに時間を割く方が賢明でしょう.
肌感としては,500点で十分だと
感じました.
【まとめ】
一般的に600点からESに書くことができる
就活時のTOEICスコアは低くても大丈夫!
→ 現時点の能力よりもポテンシャル重視
→ 英語の勉強意欲,海外勤務についての
自分の考えの方が大事